蝋燭
M女が蝋燭に求めるものは「肉体的苦痛」だけ。
ユラユラと燃える炎に興奮する。
蝋燭を垂らされて肌から伝わる痛み。
それを快楽に昇華させることができるのがマゾ性癖。
被虐嗜好の強いM女ほどより刺激が強くて熱い蝋燭責めを求める傾向にある。
垂らした蝋がポタポタ、ボタボタとM女のカラダに堕ちて、張り付くその瞬間。
M女は喉の奥から悶絶する・・・。
それを観てパートナーであるドSは漲る興奮を隠せない。
蝋燭の一滴、一滴が雫となると、
カラダをビクついて痛みから逃れようとする仕草。
閃光となって脳をトロケさせる刺激。
熱さと痛さが同時に悦楽に変わる快感。
被虐に耐えるM女は実に淫靡で愛すべき姿に変貌していく。
蝋燭責めは、目隠しや拘束、緊縛といった責めと同時に行われることが多い。
それはある種自由を奪われた恐怖心と快楽を求める性的欲求が一緒に満たされるから。
被虐心を煽られ、身体と脳がミスマッチし、羞恥心を超えてトランスする。
恐怖に耐えているにも関わらず、アソコが勝手に潤ってしまったりする。
マゾな女の心情は、本当に愛おしい・・・。
「蝋燭責め」というM女の愛し方。
M女の中には自分自身でローソクを垂らしている例も少なくないらしい・・・。