鞭
叩かれる悦び。
M女が持つ被虐性の1つ。
ただ叩かれるだけなら手のひらでも充分。
あなたも彼女とセックスしていて、後背位でハメた時、
目の前にありお尻を思わずペシペシ叩いたことがあるはず・・・。
これがいわゆる「スパンキング」という行為。
スパンキングされて、一時的に感じてしまう女性は意外に多いと聞く。
でもそれをセックスの度にされるのを嫌う女性も世の中にはいる。
男性に支配されたり、屈服させられた気分になるのが嫌・・・なのです。
M女はその真逆。
精神的な支配やコントロールを望むのがマゾヒストの性癖。
そこの肉体的苦痛が加わるとM女としての要素が強いと言わざるを得ない。
そこで使われるのが「鞭」。
スパンキングがエスカレートしてくると、手のひらだけでは満足しない欲望が出ている。
サディストは鞭を持つことで精神的な強さと凶暴性に性欲が加わり、
マゾヒストを辱めたくなる。それが形をして現れたのが鞭。
マゾヒストは鞭に恐怖と不安を感じながらも、肌に当たった時の電気のような刺激に快感を覚え、
やみつきになっていく。鞭の乾いた音にすら興奮を覚え、アソコを濡らす。
ただ、注意が必要なのは、「鞭」という道具を使うことでスパンキングという行為が、
暴力になってしまってはダメだと言うこと。
あくまでの愛情表現の1つ。
闇雲に鞭を打つのではなく、鞭の痛み、苦痛が快楽に変わるのを見極めてあげる時間も必要。
それは2人の信頼関係であり、絆なのかもしれません。
鞭を用いた愛し方は、思っている以上に難しいと思います。
M女がどこまで痛みを許容するのか?
M女が痛みを快楽に変えられるのか?
M女が鞭打たれたい性感帯はどこなのか?
あなたの大切なパートナーが満足するような鞭の使い方を見つけてください。
鞭を使ったSM行為がサディストの一方的な自己満足や暴力であってはいけません。
「鞭」というM女の愛し方。
愛するが故に、苦痛も与える。
意外と「鞭」には高度なスキルと洞察力、深い愛情が必要なのです。